章 788

服を着替えてから急いで学校の門に向かった。門に着くとちょうど老陸が門番をしていた。

老陸は私を見るとすぐに悪戯っぽい笑みを浮かべて言った。「おい、老陸、出かけるのか?」

「ああ、そうだよ、兄貴。ちょっと出てくるんだ」と私は笑いながら答えた。

「そういえば、老陸、昨日の夜もデートだったんだろう?」老陸は意地悪く笑いながら言った。

昨日の夜は小劉が門を開けてくれたので、老陸は全く起きていなかったはずだ。しかし、小劉がきっと小張に話したんだろう。

私は照れ笑いをしてから言った。「デートなんかじゃないよ。ただ散歩しただけさ」

「デートじゃないわけないだろう。弟よ、やるじゃないか。もうそこま...