章 781

私は驚いて声を聞き、そこに「老陆」と呼ばれていることに意外を感じた。しばらくすると、老陆が急ぎ足でやってくるのが見えた。

老陆は到着するなり口を開いた。「校長先生、お呼びでしょうか!」

校長は軽く頷き、言った。「こちらに老陆が書いた処方箋があるから、薬を調合してくれないか」

老陆はそれを聞いて、少し驚いたように私を一瞥し、私の手から処方箋を受け取ると、頷いて言った。「はい、校長先生。今すぐ行ってきます」

そう言うと、彼は処方箋を持って立ち去った。

状況は急を要しているが、校長先生もずっとここにいるわけにはいかない。幸い、この午前中は新たな患者は運ばれてこなかった。

昼頃になると、老...