章 535

「こういうものを触ると気持ち悪いのはわかるけど、考えてみてくれ。おばさんの体中がこれだらけなんだ。彼女だって気持ち悪いだろう?」陸さんは辛抱強く劉雪に説明した。「それに、おばさんは意識がないから、自分で体を洗えない。君が手伝うしかないんだ」

「手伝いたくないわ。拭きたいなら自分でやりなさいよ!」劉雪は陸さんが翠玉のことをそこまで気にかけている様子を見て、胸の奥に湧き上がる苦々しい感情を抑えられなくなった。

こんな気持ち悪いことを、自分の彼女に頼んで別の女性の体を拭かせるなんて?こんな男がいるの?

「劉雪!最近どうしたんだ?少しのことも頼めなくなったのか!」陸さんも心の中で火がついた。体を...