章 404

三十分ほど経つと、最初の客はほぼ食べ終わり、店の外の人もかなり少なくなった。洪天虹はようやく一息つく時間ができた。この短い時間の忙しさは、以前の三日分の仕事量よりも多かった。

翠玉と刘雪の二人も疲れ切っていた。上の階と下の階を行ったり来たりし、レストラン全体でウェイトレスは彼女たち二人だけ。しかもレジも担当していたので、休む暇もなく働きづめだった。

洪天虹は考えた。すぐに人を雇わなければならない。このままでは倒れてしまう。老陆も疲れて両手さえ上げられないほどだった。

ようやく最後の客が帰ると、翠玉はすぐに外に「休業中」の札を掛けた。これでようやく休憩する時間ができた。

皆、疲労困憊の状...