章 30

李超は怒りで頭が沸騰しそうだったが、外部の人間がいる以上、感情を爆発させるわけにもいかず、慌てて手を振って取り繕った。

周悦が部屋を出ると、中から李超が小王を怒鳴りつける声が聞こえてきた。せっかくの好機を台無しにされたのだから、怒るのも当然だろう。だが、自分としては小王に感謝すべきだった。彼がいなければ、あの状況から逃げ出すことはできなかったのだから。

それにしても、李超の誘惑テクニックは本当に凄まじかった。ただ、下のアレはどうなのだろう…。周悦は突然そんなことを考えていることに気づき、慌てて自分の頬を両手で叩いて正気に戻ろうとした。

しかし、すでに下の秘所はとろとろと蜜を溢れさせ、下着...