章 1393

「ああ、もう食べ終わったよ。今からカラオケに行くところだ」

「何人で行くの?」

「四人さ。俺と大龍と二狗子、あと女も一人。同じ村の子だよ」

「そう、どこのカラオケ店にいるか教えて。すぐ行くから!」

「今から来るの?まだ仕事終わってないんじゃないの?」

「兄嫁が心配してたんだ。お前が飲みすぎないように、早めに様子を見てこいって」

「ああ、わかった。来てくれ。新世紀カラオケシティーだ。部屋番号はあとで教えるよ」

電話を切ると、大龍が言った。「お前の嫁さんがすぐ来るんだな!」

「ああ、俺が飲みすぎるのを心配してるんだ」

「へへ、お前の嫁さんは本当に気遣いがいいな!」

「まあ、俺が見えないからな」

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