章 1345

「金水、実はずっと私、すごく自分勝手で、あなたのことを考えてあげることが少なかったの。あなたも普通の男の人だし、毎日私と一緒に寝てるんだから、あなたにも欲求があるわよね。もし、もしいつか、あなたが必要な時は、私、私の手で助けてあげられるわ」

梅子は恥ずかしそうに言った。

私の心は喜びに沸いた。どうやら私たちの関係は大きく一歩前進したようだ!

「梅子、本当なの?」

「本当よ。でも、誰にも言わないでね!私たちは外では従兄妹なんだから!」

「こんなこと他人に言うわけないじゃないか。義姉さんにも言わないよ」

「それならいいわ!じゃ、じゃあ今必要?」梅子の声は蚊の鳴くような小ささだった。

「今は必要ない...