章 1315

「もう、この丹丹って、なんでそんなに軽いのよ?」

「自分のイメージは自分で守るものであって、他人に見せるために作るものじゃないわ。彼女もあなたのこと理解してるんじゃない?あなたは目が見えない、奥さん見つけるのも大変、もう二十歳近いのに恋愛経験ゼロ。女の子があなたにそういう機会をくれるなら、喜ぶのは当然でしょ」

くそっ、梅子が俺のこと理解するってことは、俺のことどうでもいいってことじゃないか!

それに今、必死に梅子の前でいい所を見せようとしてるのに、お前がじゃまをするから、俺が困るだろ!

俺の邪魔をするだけじゃなく、悪口まで言うなんて、お前はほんと厄病神だ!

「あのさ、丹丹、認めるよ。確かに彼女...