章 1173

彼女は笑いたくて、必死に堪えていた。

それから、私は首を横に振った。

次は義姉さんの番だ。

彼女の背丈は梅子とほぼ同じくらいだ。

私は手を伸ばして彼女の顔を触り始めた。

「あれ、この顔はすごくなめらかだな、もしかして梅子じゃないか?」と私は独り言のように言った。

「金水、今度こそお前の梅子だぞ、信じないなら胸を触ってみろよ、今度は騙してないから!」と誰かが叫んだ。

「本当だな、この背丈も梅子とほぼ同じだ!」と私は言った。

私の手はまだ義姉さんの顔を触っていて、それから顔を近づけ、鼻をくんくんとさせ、そして非常に小さな声で「義姉さん!」と言った。

義姉さんはくすっと笑った。

実際、彼女は私が彼女...