章 1057

そして、彼女の小さな唇がまた近づいてきた。

その感触は本当に素晴らしかった!

思わず舌を伸ばし、彼女の口の中に入れようとした。

彼女の体が一瞬震えたのを感じ、息を吹きかけていた口が止まった。

それから、彼女の唇は私の唇から離れた。

彼女はじっと私を見つめていた。

私は呟いた。「甘いね、これは何?」

舌を伸ばして唇の端をちょっとなめて、彼女の香りを全部口の中に取り込もうとした。

あれは少女の芳香だったのか?

「目が覚めた、目が覚めたわ!」

彼女の驚きは喜びに変わった。

両手で私の肩をつかんで激しく揺さぶった。

「あ〜やめてよ、頭がクラクラするよ!」と私は叫んだ。

彼女はようやく手を放し、長く息を...