章 1031

「男女の違いってやつね。私があなたを触ると感じちゃうし、自分で触っても何も感じないわ」と私は笑いながら言った。

リリは「プッ」と吹き出した。

「ダメよ、時間があるなら、やっぱりあなたが私にマッサージしてよ。自分でするのは、まるで——」彼女はもごもごと言葉を濁した。

私は心の中で分かっていた。「まるで何?」

「とにかくダメなの。自分でマッサージすると疲れるし。今は一緒に住んでるんだし、あなたも暇なんだから、手伝ってくれれば?女の子の胸を触るのが嫌いなわけないでしょ。あなたにとっていい話じゃない!」

「それはダメだよ。さっき言ったじゃないか、異性にマッサージすると俺も反応しちゃうって。特にこういう...