章 1006

「本当に大丈夫なの?」彼女はまだ不安そうだった。

「俺を信じられないなら、せめて師匠を信じてよ!」

「でも、痛いんだもん!」

「痛いのはむしろ良いことだよ。痛くないほうが問題なんだ!毒は人を麻痺させるから、気づかないうちに毒死することになる」

「あ、そう言われると安心するわ。ありがとう、金水」

「礼なんていいよ。ティッシュある?拭いてあげるから」

毒蛇だったら毒血を絞り出すか口で吸い出す必要があるけど、今はその必要はない。ただ彼女の下着が血で染まっているだけだ。

彼女はティッシュの束を取り出して私に渡した。

私は彼女のお尻をきれいに拭いてあげた。

こんなことがあって、もう気分も乗らなくなった。...