章 2502

劉書記は「くくく」と笑い出した。「名揚、君は本当に正直だね。でも、これについては、すぐに応えるわけにはいかないんだ。こうしよう、警察局の張局長に電話をかけておくから、彼と話し合いに行ってごらん。刑事課の副隊長として採用してもらえるよう手配しておく。しばらく経験を積んで、能力が認められれば、もっと広い活躍の場も見えてくるだろう」

劉名揚はしばらく考えてから、さらに言った。「劉書記、できるだけ早く銃の所持許可をいただきたいんです。そうすれば、暗殺者たちに遭遇したときにも、自己防衛の手段が増えますから」

「ほう、君は銃の扱いができるのかい?」劉書記は興味深そうに尋ねた。

「はい、以前訓練センタ...