章 2240

赵雅思は首を横に振った。「笑笑が去る前は、毒素がほぼ毎日発作を起こして、生きているのが辛いほど苦しかったわ。でも笑笑がいなくなってから、発作の回数がどんどん減って、苦しさも徐々に軽くなってきたの。昨日から今日にかけては、一度も発作が起きていないわ」

劉名揚は赵雅思を見るなり、目が輝いた。彼は息せき切って尋ねた。「赵姉さん、何か薬を服用したんですか?」

赵雅思は首を振った。「笑笑がいなくなったのよ。自分の治療なんて考える余裕なんてないわ。小小の後始末をしなければならなかったから生きているけど、本当なら笑笑と一緒に逝きたかったくらいよ」

言い終えると、赵雅思の目がまた赤くなった。

「赵姉さ...