章 1565

方祥は劉名楊を見つめ、息せき切って言った。「それは私も考えたんだが、資金がないんだよ!」

劉名楊は方祥を見つめ、率直に尋ねた。「私の持ち分も含めて、もし五十一パーセントの株式を手に入れたいなら、いくら必要なんだ?」

方祥は少し考え、劉名楊を見つめながら急いで答えた。「七億だ。七億集められれば、五十一パーセントの株式を確保できる」

「七億か……」劉名楊はソファに寄りかかり、一服吸い込んだ。

方祥は劉名楊を期待の眼差しで見つめ、まるで最後の審判を待つような気分だった。

劉名楊はゆっくりと煙の輪を吐き出し、笑い始めた。「なんの問題もないよ」

方祥は大きくため息をつくと、劉名楊を睨みつけて...