章 12

「そのパンツは刘名扬が履いたものだし、私がどうやって履けるのよ」

刘名扬は返事をして、部屋から出て行った。

「バスルームに緑色のパジャマがあるから、とりあえずそれを着てね」裴佳媛はさらに一言付け加えた。

彼女は本当に刘名扬が、またあの戦闘服を着て戻ってくるんじゃないかと心配していた。

一騒動あって、ようやく青青は刘名扬を抱きしめ、笑顔を浮かべたまま眠りについた。

刘名扬は心地よさそうに横になり、そのまま目を閉じた。

「ねえ、あなた本当にここで寝るつもり?」ベッドの反対側に横たわっていた裴佳媛が、刘名扬をじっと見つめて声をかけた。

「あ、今出ていくよ」刘名扬は慌てて起き上がったが、青青は彼の手...