章 1189

劉名楊は見るなり、心が躍り上がった。彼は裴佳媛を抱きかかえ、ベッドに向かって歩き出したが、途中で方向を変え、彼女を外のデスクの上に置いた。

……

劉名楊はまだ続けたかったが、時間が許さなかった。

青青がもうすぐ下校時間だった。

この間ずっと、劉名楊は青青を迎えに行っておらず、心に罪悪感を抱いていた。

今日は時間があるから、必ず青青を迎えに行かなければ。

二人は服を着て一緒に階段を下りた。裴佳媛が車に座った時、まだ全身に力が入らず、足の間が疼くのを感じていた。

「奥さん、さっきは楽しかった?」劉名楊はバックミラー越しに裴佳媛を見て、にやにやしながら言った。

裴佳媛は劉名楊に向かって唾を吐くような...