章 1182

劉名楊は直接電話に出た。

「小叔叔、省都の専門店のことなんだけど、ほぼ決まったわ。場所は省博物館の近くで、立地条件はバツグンよ。それに面積も五百平方メートルあるから、十分使えるわ。元の借り手が事業転換するから、この店舗を手放したいって言ってて、基本的に話はまとまったわ」蘭笑笑は笑いながら言った。

劉名楊は頷いた。この娘は一見バカっぽいが、仕事の能力はなかなかだ。

「うん、いいね。効率がいいじゃないか。それと、笑笑、提案があるんだけど、家主と交渉してみてくれないか。可能なら、その店舗を買い取ってしまった方がいい。そうすれば、今後の運営もやりやすくなるからな」劉名楊は自分の提案を述べた。

...