11話

リンクを閉じてマッキーから離れ、はしごを降りて中へ向かう。

ケスカ:「ケント」と私は呼びかける。「こっちだ」という声が部屋の左側から聞こえる。「安全だよ」と私が伝えると、重い物が動かされる音が聞こえる。それから彼が「大丈夫だ、もう出ていいよ」と言うのが聞こえる。「ありがとう」と数人の声が返ってくる。「どういたしまして。でも感謝するなら、あそこにいるあの二人だよ(ケントは私たちの方を指さす)。彼らがいなければ早期警報はなかった」と彼は皆に言う。私は販売カウンターに立ってケントが来るのを待つ。マッキーはドアのそばで私を待っている。グループの大人たちが近づいてきて、出ていく際に私たちに感謝の言葉を...