第25話

「ある意味、特殊なスキルを持つ人物を呼んで答えを得た。」―ブルー

その広間は、建物が病院として建てられた当時、舞踏会場として設計されたものだった。今ではクラブが教会を開く場所となっていた。地元の3つの支部が全て集まり、立ち見が出るほどの盛況だった。

二人の見知らぬ男たちは二人の会長とクーンと握手を交わしてから部屋を出て行った。何人かの兄弟たちは彼らがオマリー・タリー・アンド・バーチ法律事務所の弁護士だと気づいていた。彼らはクラブの法的問題を全て扱っていた。そして、合法ではない問題も。

彼らが去ると、唯一残っている創設役員であるポップスが会議の開始を宣言した。

「知らない者もいるだろうが...