367話

アモンがそのような苦しみに見舞われているのを見て、カサレは微笑んだ。

恍惚とし、彼はアモンが苦しむ姿を見て楽しんだ。自分が復讐を果たしたと感じていたからだ。

カサレは腰からピストルを取り出し、アモンの負傷した太ももに押し当て、そして血まみれの傷口に強く突き刺した。

冷や汗にまみれ、アモンの顔は痛みで青ざめていたが、彼は歯を食いしばり、充血した目でカサレを睨みつけた。

見返すように、カサレは見下すように微笑み、そして気軽に話し始めた。

「アモン、ロザリーの死後、お前が自殺することを願っていたのを知っているか?でもお前はしなかった。だから私はお前の娘を使ってお前に罠を仕掛けるしかなかった...