320話

「エイモン!」

タヤはエイモンの行動に驚き、叫び声をあげた!

彼女の隣にいたグリフォンはより素早く反応し、急いでエイモンの手から銃を奪い取った。銃を手に入れたグリフォンは、それを向き直してエイモンに向けた。

「俺の女を苛めておいて、死んで償おうというのか?そんなに甘くはさせない!」

そう言って、冷たいオーラを放つグリフォンは銃口をエイモンの太ももに向けた。

「不具者になるか、刑務所で腐るか?選べ!」

自分の銃が奪われたのを見て、エイモンは片手でバーに寄りかかり、何気なくグリフォンを見た。「俺が死ぬのは望まないのか?」

グリフォンの断固とした性格からすれば、彼の女を苛め、彼を傷つけ...