第395話

タイソンはシャワーを浴び終えて、洗面台の下を見に行く。私は彼の後に続く。

潤滑剤を手に取ったところで、私はそれを奪い取り、彼の耳元で囁く。「洗面台に身を乗り出して」

チューブを開け、指に潤滑剤を塗る。タイソンは鏡を見つめ、私の動きを観察している。

三本の指が彼の中に入ると、私は尋ねる。「自分を慰めていた時は、何を考えていたんだ?」

タイソンは呻く。「時々はお前のこと、他の時はオリビアのことさ」

私は彼の返答に鼻を鳴らす。「私が君に何をしていたんだ?あるいはオリビアが?」

私の指が彼を犯し、彼は呻きながら言う。「お前が俺に安心感をくれたこと。オリビアが俺の心を傷つけたことをどれだけ憎んでいたか。...