第353話

ジャスパーとルーベンから逃げるために動揺しているふりをしたのは完璧に成功したけど、彼らが発情した野獣のように私を追いかけてこないのはちょっと残念。

彼らがくれたオーガズムは、私の中の欲求をかき消すには全然足りない。ここ一週間ほど、私の頭の中はセックス、セックス、セックス、そしてもっとセックスのことばかり。どうやら、ここで発情しているのは私のようね。幸い、男たちは私の面倒を見るのに熱心すぎるくらい。そして今、私は彼らを必要としている。

家に戻ってジャスパーとルーベンと始めたことを終わらせるのも魅力的だけど、他にも遊べる男たちがいる。アンセルとモーゼは一時間前に電気柵の確認に出かけたけど、彼ら...