第32話

私の性器は欲望で脈打っている。アナルプラグが入っていることも状況を良くしない。

また私のお尻を叩かれる。快感の波が私の性器を欲望で締め付ける。くそっ。これはまずい。

「数えろ!」

私はマットレスに顔を埋め、左右に頭を振る。

また一発、お尻を叩かれると、また一波の快感がクリトリスに送られる。私は呻き声を飲み込む。私はどうしてしまったのだろう?もしかしたら彼らはワインに何か入れたのかもしれない。

媚薬?これが叩かれることがこんなに気持ちいいと感じる理由かもしれない。

「放して!」私は蹴ったり叫んだりして、アレコスに自分がどれだけ興奮しているかを悟られまいとする。彼の空いている手が私の腰に回り、逃げ...