第319話

ディーヴァが私を背中から押し倒し、顔を舐め始めた。言葉を発することもできない。女性に口の中に舌を入れられるのは好きだが、ディーヴァはその対象には入らない。それに、オリヴィアが私にキスしたんだ。私は彼女の味を唇に残しておきたいのであって、ディーヴァのよだれはごめんだ。オリヴィアは爪を台無しにしたら怒るだろうから、手で押しのけることもできない。だから私はここで雪の上に横たわり、ディーヴァが私から離れるのを待っているのだ。

「助けた方がいい?」オリヴィアが尋ねる。

そうだ!絶対に犬を何とかしてほしい。

ディーヴァが私の唇の隙間を舐めてくる。私は唇をきつく閉じる。彼女がどこをうろついていたのか、...