第563話

「ほら、いいこで。昨日は私のことが好きだったじゃないか」私はレクサを持ち上げて肩に乗せ、彼女の足が私の首の後ろに回るようにし、腕を曲げて伸ばして手で彼女の背中を支える。彼女はすぐに私の髪をぎゅっと握り、泣き止んだ。悲しい鼻すすりが静かな興奮に変わる。この30分間、彼女を抱えて歩いてきた廊下の天井まである窓の一つを通り過ぎると、彼女の唇から小さな笑い声が漏れる。

アヴィヴァなら、生後たった4ヶ月の赤ん坊にこんなことをするのは危険だと言うだろうが、私には我慢できない。この子をあちこち投げ回すのは、レスリングの準備をさせているようなものだ。いつも妻にそう言うと彼女は私の楽しみを止めるのだが、今は完...