第80話

ローレルは昼食後、解毒剤の最後の一服を飲むために自室に戻った。女司祭は彼女に微笑みかけ、丁寧に頭を下げ、去る前に祝福の言葉をささやいた。イーデンは大きな箱に荷物を詰めていて、彼女が飲むはずの瓶はテーブルの上に置かれていた。彼女はそれを飲むことを考えると鼻にしわを寄せた。

「もっと美味しくする方法はないの？」

イーデンは笑った。「いいえ、ありません。もう話し合ったでしょう」

尋ね続けることに害はなかった。彼女は小さなカップを手に取り、口の奥に放り込んでから素早く飲み込んだ。彼女は咳き込み、水のグラスを求めて手を伸ばした。イーデンがそれを彼女に手渡すと、それがジュースで満たされていることに気...