第31話

「腕を頭の上に上げておけ」と私は警告する。だが彼女は私が手を離すとすぐに腕を下ろしてしまう。私は彼女の腕をきつく掴み、再び上に持ち上げる。「本当に私を怒らせたいのか?そうすれば覚悟しておけよ」

「素晴らしいわ」

「それが素晴らしいと思うのか?」彼女はうなずき、唇を噛む。その姿に私のものが疼く。「いつものように挑発してくるな。これは良い結末にならないぞ。もう一度動かしたら、後悔することになる。分かったか?」彼女はうなずく。しかし私が手を離すと、また同じ動きを繰り返す。くそっ。私は力強く彼女の腕を元の位置に戻し、彼女を驚かせる。

一気に彼女のシャツを真っ二つに引き裂く。彼女は息を飲む。残った...