第196話

ネイサン

私は彼女の腰のカーブに沿って手を滑らせ、肋骨へと上げながら、彼女の首筋に顔を埋めて、その魅惑的な香りを嗅いだ。

彼女は眠たげにつぶやいた。私は誘惑的な彼女のお尻に抗えず、身を寄せた。彼女の首筋に鼻を擦りつけながら、全ての血液が自分の下半身に集中するのを感じた。

「おはよう」彼女が身じろぐと、私はささやいた。

「うーん...」彼女はうめき声を上げ、顔を枕に埋めた。

昨夜の旅の疲れを回復するには、一晩の睡眠では足りないようだった。まだ早い時間だし、もう少し彼女を寝かせておくこともできたが、田舎での初日を最大限に楽しむために立てた計画を実行したくて仕方なかった。

「朝食を持って...