第14話

彼は頭を傾け、私の首と胸の上部にキスをした。彼の唇が触れるたび、私は震えた。止めたくなかった。彼は私の胸の露出した肌の一部一部にキスをし、ブラジャーを外すと、シャツと一緒に引き裂いた。彼の手が私の片方の胸を掴み、包み込むように揉みしだき、私は思わず声を漏らした。

「目を開けて」と彼はささやいた。

私は目を閉じたまま、現実から逃れようとした。良心が私にこれを禁じるのを防ぐために。もし目を開けたら、自分を抑えられるかどうかわからない。こんなことをすべきではないと分かっていた。止めなければ。でも止めたくなかった。私は抵抗した。

彼の濡れた口が私の乳首を咥え、強く吸うのを感じた。くそっ。とても気...