第181話

~アッシャーの視点~

地球上で生きてきた24年間で、アッシャーはこんな感覚を一度も味わったことがなかった。もちろん、セックスも経験したし、コカインもやったし、何でもやってきた。だが、彼女と一緒にいる時に感じる陶酔感は...それは別格だった。

「あぁ...おぉ...あぁ...」彼女は意味のない言葉を喘ぎながら、アッシャーの唇が彼女の首を攻め、甘い場所を激しく吸っていた。彼は彼女の香りを吸い込むと、頭がぼんやりとした。彼女は酔わせる存在だった。それだけではない。彼女の中に挿入した時の感覚は...

彼女はとても...温かい。この世のものとは思えないほど気持ちいい...

そして、二人はほぼ同時...