第117話

〜 デイモン 〜

セリーナはデイモンの上に乗りながら、彼の脚の間に膝を置いた。彼女の唇が誘惑的な笑みを浮かべ、デイモンに向かって瞬きをした。デイモンは彼女の豊満な胸が近づき、彼の顎にぶつかると、思わず喉を鳴らした。もちろん、彼女はわざとそうしたのだ。ゆっくりと、彼女は自分の体を彼の上で動かし始め、胸を彼の顔に押し付け、露出した秘部を彼の腹部に沿って上下に滑らせた。

デイモンは一瞬目を閉じると、ヴァイオレットと過ごした夜々を思い出していた。彼女の柔らかな肌が自分の肌に触れる感触。彼女の香りと息遣い。これらすべてを思い出すと、胸の内で激しい炎が燃え上がった。しかし目を開けてセリーナが自分を見つ...