行ってしまった

エピローグ

「パパ!!パパ!!!」ローラは叫び、顔が裂けるかと思うほどの大きな笑顔でエリックに向かって走っていった。「見て、何を見つけたの」彼女は間違いなく虫だと思われるものを手に持っていた。

彼女はどういうわけかカエルに対して不健全なほどの執着を持つようになり、それは少し心配になるほどだった。

距離があっても、エリックがローラを受け止めようと身を低くする時の大きな笑顔が見えた。彼は彼女を空中に投げ上げては、また受け止めていた。

私は微笑んだ。彼らが野原で遊ぶ姿を見ていると、胸に温かいものが広がっていくのを感じた。「本当に?ママに聞いてみよう」彼女は言うと、私の方を見てからエリック...