第46話

ジェイソンの視点

「は?!」俺は何度も瞬きをしてから首を振った。「リア、今頭がまともじゃないだろう」と、眉間をつまみながらため息をついた。彼女は明らかに正気じゃない。

「いいえ、大丈夫よ」

「リア、自分の言ってることを聞いてみろよ。お前は薬物の影響下にある。さっさとドレスを着て、この車から出よう」俺は懇願した。

「お客様...」

「黙れ。目があるんだ、到着したのは見えてる。パーティーまで送ってもらうために金を払ったんであって、指図されるためじゃない。もう一言でも言ったら、二度と口がきけなくなるぞ」俺はすでに肉体的にも性的にもイライラしていた。他の誰かにそれを増幅させる必要なんてなかっ...