第72話

ダミアンの視点

僕のメイトに、彼女が僕のために書いた歌を聴いた後で、ゆっくりと甘く愛を交わす計画は、母が叫び、僕をぶつと脅す声を聞いた瞬間に突然中断された。完全に昂ぶっていた僕のものは一気に萎えてしまった。

アローラの笑い声やくすくす笑いを聞くのは、それが僕の犠牲の上であっても、贈り物のようだった。もっと聞きたいと思い、彼女がバスルームへ向かった時に追いかけた。彼女を抱き上げて回転させ、キャッキャと笑わせることで、僕の朝は素晴らしいものになった。

女神よ、僕はすでにこの女性に完全に恋をしている。彼女が僕のものであるように、僕も彼女のものだ。そしてそれ以外のあり方など望まない。この女...