第96話

「気持ちいい…」彼女は喘いだ。私は言葉ではなく行動で応えた。私の口は南へと移動し、彼女のへそと陰毛が生え始める恥丘の上部を舐めた。最初は一本、次に二本の指が彼女の濡れた割れ目に滑り込んだ。Gスポットを見つけ、その粗い隆起に爪を軽く這わせた。

「イかせて…」サラは啜り泣くように言った。

「まだダメですよ、ご主人様。もっと我慢できるはずです」

彼女の腹は荒い息で急速に上下し、皮膚の下の筋肉がわずかに波打っていた。今こそ一歩進める時だ。私の口が彼女の割れ目に覆いかぶさり、指から少しずつ顔を出し始めたクリトリスまで舐め上げた。彼女はまた喘いだ。

「まだダメです、ご主人様、我慢してください」

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