第174話

ジュリア

私たちは、きちんと調教された奴隷の雌犬として、スレイブ・トレーナーを卒業したと思っていた。しかし、ご主人様は別の考えをお持ちだった。もちろん、それは彼の特権の範囲内だ。私たちのオーガズムは彼のものなのだから。それでも、あのスレイブ・トレーナーは本当に悪魔的だった。オーガズムに近づくたびに電源が切れ、一日中何度も絶頂寸前まで追い込まれる。仕事の効率は落ちるし、私たちは切羽詰まった状態になるのに、結局は仕事を終わらせることになる。私はリサに何とか逝かせてもらいたくて仕方がなかった。あの忌々しいトレーナーが充電中なら逃げ切れたかもしれないけど、従順な奴隷でなければ、私たちは夫の意に反して...